前引けの日経平均は276円高の2万8,433円、TOPIXは7ポイント高の2,015ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,169、下落銘柄数は557。出来高は5億5,902万株、売買代金は1兆5,274億円。
米国で3月の消費者物価に続いて、卸売物価も鈍化したため、FRBによる利上げ打ち止めが近いと期待された。
日経平均は6日続伸となり、一時2万8,515円(358円高)まで上昇したが、オプションSQ値の市場推計2万8,519円の水準で上値が阻まれた格好。
ファーストリテイリング(9983)は通期予想を上方修正したことや、海外ユニクロ事業を中心に今後も業績拡大が続くという見方から大幅高となった。
伊藤忠や丸紅、三井物産などの商社株が再び買われた。
Sansanは、請求書の読み取り事業の「BillOne」事業が伸びており好決算だったことで急騰した。
一方、東京エレクトロンとアドバンテストが売られ、カジノ関連に日本金銭機械が安い。
業種別上昇率上位は卸売、小売、倉庫運輸、鉱業、石油で、下落率上位は海運、空運、繊維、保険、輸送用機器。(W)