前引けの日経平均は154円高の2万5,975円、TOPIXは6ポイント高の1,875ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は965、下落銘柄数は761。出来高は5億1,373万株、売買代金は1兆2,237億円。
日経平均は取引開始直後に付けた101円安の2万5,719円を安値に切り返したため、リバウンド狙いの買いが入った。
レーザーテックや東京エレクトロンなどの半導体関連と日本郵船を始めとした海運株が買われた。
スシロー運営会社のFOOD&LIFEは既存店売上高が苦戦しているが、11月がボトムで今後は段階的に改善傾向が続くという見方から上昇した。
ダイセキ環境は第3四半期累計決算が大幅減益だったが、通期予想に対する進捗率が高かったため、増額修正期待が抱かれた。
一方、三菱UFJは小幅安となり、東京海上が売られた。
安川電機は1月10日の決算発表が警戒され下落した。
ジンズ(3046)は12月の既存店売上高が前年同月比10.1%減収と厳しかったため急落した。
業種別上昇率上位は海運、鉱業、非鉄、石油、電機で、下落率上位は不動産、その他製品、電力ガス、保険、ノンバンク。(W)