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速報・市況2023年3月14日

☆[概況/寄り付き] 円高を受け下落。信用収縮に対する警戒感で商社や不動産株も安い

9時11分時点の日経平均は539円安の2万7,291円、TOPIXは48ポイント安の1,952ポイント。
日経平均は3日続落の始まり。
米国で地銀が大幅安となり、ゴールドマン・サックスでは3月21日から22日のFOMCでは利上げを一時停止すると予想したが、ドルが売られ、1ドル=133円台前半の円高となっていることが響いた。
円高を受けトヨタや日本製鉄が売られ、信越化学、リクルートなど米国に関連する企業が安い。
その他、信用収縮による世界景気へ悪影響も気掛かりなのか、三菱商事や三井物産など商社株も値下がりとなっている。
また、流動性への警戒感や円高になると日本の不動産市場への資金流入が細るという懸念から三井不動産(8801)などの不動産株が下落している。
昨日は高配当利回りを求める投資資金が銀行株から逃避してきた海運株も今朝は反落で始まっている。
迷惑電話撃退ソフトで好決算だったトビラシステムズは続伸となり、キッツは保有するTVE株を西華産業に売却することで買われた。

全業種が下落し、下落率上位は銀行、保険、鉱業、輸送用機器、ノンバンク。(W)

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