12時44分時点の日経平均は152円安の3万6,510円、TOPIXは20ポイント安の2,600ポイント。
「米国大統領選挙のノストラダムス」と呼ばれるアメリカン大学のアラン・リクトマン栄誉教授(77)が、ハリス候補の当選を予想した。
歴史学の教授で、1984年以降、40年に亘り、大統領選の予想を行い、2000年を除き、9回的中させている。2000年のブッシュ対ゴアも、連邦最高裁の命令で差し止められたフロリダ州での再集計を最後まで行えば、ゴアが勝利していたとの見方もある。
リクトマン教授は「ホワイトハウスの13の鍵」として、(1)中間選挙で与党が勝利、(2)予備選で対抗馬がいない、(3)現職、(4)主要な第3党候補がいない、(5)短期的な経済予測が良い、(6)長期的な経済予測が良い、(7)前政権から政策を変更した、(8)社会不安がない。(9)スキャンダルがない、(10)外交・安全保障で失敗がない、(11)外交・安保で成功がある、(12)現職にカリスマ性がある、または国民的英雄がある、(13)相手候補にカリスマ性がなく、国民的英雄でもない、で分析している。
(2)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(13)でハリス候補、トランプ候補は(1)(3)(12)。
(10)(11)はパレスチナ自治区ガザの紛争が続ているため保留とした。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅が拡大。
米国雇用統計の発表を控え、リクルートが下げ幅を広げた。
SMC(6273)一段安となり、日立や三菱重工も安い。
一方、ZOZOが堅調。
業種別下落率上位は機械、鉄鋼、電機、非鉄、証券で、上昇率上位は電力ガス、精密、倉庫運輸、小売、建設。(W)