12時39分時点の日経平均は327円安の3万2,381円、TOPIXは18ポイント安の2,341ポイント。
本日の米国ではカンザスシティ連銀総裁、ダラス連銀総裁などの講演が予定されているが、中でもタカ派のウォラーFRB理事が、先週末の雇用統計を踏まえて、どのようにスタンスを修正するのかが注目されている。
10月1日から45日間の予算執行を可能にした「つなぎ予算」が11月17日に期限を迎えるが、この日まで議会で新たな歳出法案が成立しないと政府機関が一部閉鎖となる可能性が生じる。
新たな「つなぎ予算」が成立しない場合、市場から「米国債の格下げ」の脅しが必要といった解説も聞かれた。
後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を広げた。
テルモや富士電機、京王電鉄、中部電力が下げ幅を拡大。
旭化成(3407)は上期営業減益だったが、計画を超過したことで買われた。
業種別下落率上位は電力ガス、陸運、保険、精密、食品で、上昇は水産農林、石油、非鉄、鉄鋼、卸売。(W)