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速報・市況2022年12月26日

☆[概況/後場寄り] 午後は黒田日銀総裁が経団連で講演を行う予定

12時38分時点の日経平均は125円高の2万6,360円、TOPIXは1ポイント高の1,899ポイント。
本日は午後に黒田日銀総裁が経団連で講演を行う予定で、日経平均は前引けに比べて若干上げ幅を縮めた。

SMBC日興証券では、日銀は脱イールドカーブ・コントロールを開始したことで、金融政策運営は自由度が高まると解説している。
円安が修正されたことを受けて、政府サイドとして日銀との「共同声明」の改定を急ぐ誘因は失われたように見えると指摘。
その結果、4月に就任する新総裁の下で、日本銀行が副作用を孕むマイナス金利解除などの金融政策修正を急ぐ必要性は低下したとみている。

後場は引き続きレーザーテックとファーストリテイリング、東京エレクトロンが高く、日本製鉄(5401)が上げ幅を広げた。
一方、銀行株が売られ、大王製紙と医療データ関連のJMDCは年初来安値を更新した。

業種別上昇率上位は鉱業、非鉄、鉄鋼、石油、ゴムで、下落率上位は保険、電力ガス、銀行、倉庫運輸、精密。

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