2時1分時点の日経平均は45円安の2万7,385円、TOPIXは8ポイント安の1,909ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は595、下落銘柄数は1,155。出来高は7億4,795万株、売買代金は1兆8,720億円。
日経平均は小幅安で推移。
キヤノンや日本郵船が売られ、メガバンクは外債含み損が警戒され、ふくおかFG(8354)や千葉銀行など地銀の下げも目立つ。円安で利益が上がった外貨預金を解約する顧客も増えているのではないかといった見方もある。
一方、ダブルスコープが反発し、第一三共はモルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を引き上げたことが好感された。従来は新薬イベント(臨床試験結果)のみが株価材料だったが、抗がん剤「エンハーツ」が売上拡大期に入ったため、臨床試験結果と四半期業績のどちらもが株価材料になると期待感を表明した。
イビデンは決算発表前に先回り買いが入った。
業種別下落率上位は銀行、海運、繊維、ノンバンク、紙パルプで、上昇率上位は電力ガス、鉱業、石油、機械、陸運。(W)