TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 1ドル=147円台半ばの円高だが、TSMCが第3工場建設検討で半導体関連が高い
速報・市況2023年11月21日

☆[概況/2時] 1ドル=147円台半ばの円高だが、TSMCが第3工場建設検討で半導体関連が高い

2時6分時点の日経平均は1円安の3万3,386円、TOPIXは5ポイント安の2,366ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は949、下落銘柄数は650。出来高は9億4,483万株、売買代金は2兆4,628億円。
円相場が1ドル=147円台半ばとなっている。
米国の長期金利低下でドルが売られ、23日は日本の「勤労感謝の日」で祝日となり、米国も「感謝祭」の祝日となるため、これまでの円売りに対するポジション調整の動きが強まった。
ただ、円高でも日経平均は底堅さをみせている。
半導体受託生産最大手の台湾のTSMCが熊本県内に3つ目の工場建設を検討との観測報道で、アドバンテストや東京エレクトロン、SCREEN(7735)、KOKUSAIなどの半導体関連が買われていることが下支え要因となっている。
第1工場は回路線幅で12ナノの半導体向けに建設中で、第2工場は5ナノ世代を計画し、第3工場は3ナノ製造を視野に入れていると報じられた。
円高メリットでニトリとしまむらが買われた。
一方、トヨタや三菱重工は安い。

業種別上昇率上位は海運、サービス、紙パルプ、電機、陸運で、下落率上位は輸送用機器、卸売、食品、電力ガス、証券。(W)

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