前引けの日経平均は688円安の3万7,096円、TOPIXは32ポイント安の2,696ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は334、下落銘柄数は1,262。出来高は9億8,251万株、売買代金は2兆4,266億円。
トランプ大統領が、ウクライナに対する全ての軍事支援の一時停止を命じたと報じられ、日経平均は一時、969円安の3万6,816円となった。
フジクラやアドバンテストが売られた。
セブン&アイはカナダのコンビニ大手からの買収提案を受け入れず、自力での企業価値向上を目指す方針を固めたと読売新聞が報じたことで大幅反落。
伊藤園は値上げによる消費意欲の減退から減益決算となり下落した。
一方、IHIと三菱重工は続伸となった。
台湾のTSMCが米国に新たに1000億ドル(約15兆円)を投資するため、SCREENはTSMCからの受注増加期待で買われた。
武田薬品(4502)は米プロタゴニスト・セラピューティクスとの真性多血症患者向け「ルスフェルチド」の第3相VERIFY試験で、良好なトップライン結果だったと発表したことで買われた。
業種別下落率上位は非鉄、鉱業、小売、証券、輸送用機器で、上昇は医薬品、精密、繊維、機械。(W)