前引けの日経平均は231円高の3万9,612円、TOPIXは5ポイント高の2,718ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は798、下落銘柄数は768。出来高は7億8,847万株、売買代金は1兆9,616億円。
オプションSQ値は市場推計で3万9,701円なので、今のところは幻のSQとなっている。
日経平均は高寄りした後、上げ幅を縮めたが、その後買いが入り、寄り付きの水準を上回った。ただ、SQ推計値には届いていない。
ファーストリテイリングは今期の会社予想がアナリスト予想を上回ったことで買われた。
防衛関連の川崎重工が反発し、IHIが高い。
データセンター関連のフジクラも物色された。
カラオケのコシダカ(2157)は前期の決算が会社計画を上回ったため、1月に付けた年初来高値を更新した。
一方、ソフトバンクグループは一服。
セブン&アイは通期の業績予想を下方修正したことで売られた。
トレジャーファクトリーは先行投資負担や、ドレスレンタル事業が競合の広告投資の増加に押されたことなどから、第2四半期(6~8月期)が減益だっため大幅安となった。
業種別上昇率上位は保険、銀行、非鉄、海運、卸売で、下落率上位は食品、ゴム、建設、陸運、その他製品。(W)