TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] プライム市場全体では下落銘柄数が多く、TOPIXは小幅安
速報・市況2024年2月15日

☆[概況/前引け] プライム市場全体では下落銘柄数が多く、TOPIXは小幅安

前引けの日経平均は245円高の3万7,948円、TOPIXは2ポイント安の2,581ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は409、下落銘柄数は1,204。出来高は10億2,447万株、売買代金は2兆8,664億円。
米国でシカゴ連銀グールズビー総裁が「インフレが目標である2%に低下するまで利下げを待つべきではない」との見解を示したことを受け、金利が低下し、エヌビディアなど成長株が買われた。
東証も半導体関連が買われ、日経平均は一時3万8,127円(424円高)となった。ただ、買い一巡後は上げ幅を縮め、3万8,000円を下回った。
プライム市場全体では下落銘柄数の方が多く、TOPIXは小幅安となった。
楽天グループは10~12月期の赤字が縮小したことや、2024年12月期通期の全社Non-GAAP営業利益黒字化(同通期133億円の赤字)を掲げたために買われ、ストップ高となった。
東洋炭素は好決算と増配、中期経営計画が好感されストップ高。
ペプチドリームは今期見通しが注目され大幅高となった。
ソニーグループは減益決算で売られ、バンダイナムコや資生堂が安い。
すかいらーく(3197)は決算を発表したが、材料出尽くし感から売られた。

業種別上昇率上位は保険、石油、機械、化学、ゴムで、下落銘柄数は繊維、紙パルプ、鉱業、その他製品、非鉄。(W)

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