TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 一時460円安となった後は下げ幅を縮めた。TOPIXは小幅高。半導体関連は安い
速報・市況2024年11月7日

☆[概況/前引け] 一時460円安となった後は下げ幅を縮めた。TOPIXは小幅高。半導体関連は安い

前引けの日経平均は158円安の3万9,321円、TOPIXは24ポイント高の2,740ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,285、下落銘柄数は329。出来高は14億3,731万株、売買代金は3兆2,501億円。
トランプ勝利による減税や規制緩和期待で、6日の米国株が大幅高となり、日経平均も朝方403円高の3万9,884円となった。
だが、関税の引き上げが世界貿易の重石となることが警戒され、460円安の3万9,020円まで売られた。
その後は下げ幅を縮め、180円安の3万9,300円前後での取引となった。
トランプ政権の対中規制強化が警戒され、半導体関連が安い。
英半導体設計のアームの10~12月期売上高見通しがアナリスト予想を下回り、時間外取引で下落したため、アームの親会社のソフトバンクグループも売られた。
パーキンソン病専門の老人ホームのサンウェルズは、診療報酬の不正な請求に関する調査に時間がかかっているため、中間決算の発表を延期すると発表し急落した。
東海カーボンは米国でインドからの安価な黒鉛電極流入により悪影響を受けているが、トランプ政権が関税を引き上げると、米国事業は好影響を受けるという期待で買われた。
シグマクシス(6088)はDX推進のコンサルティングが好調で上期が好決算だった上、株式分割を発表したことも好感され、急騰した。

業種別下落は精密、医薬品、小売、非鉄で、上昇率上位は輸送用機器、保険、繊維、鉄鋼、銀行。(W

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