TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 一時770円安となり、その後は3万3,000円回復。半導体関連が売られ、海運と復興関連が高い
速報・市況2024年1月4日

☆[概況/前引け] 一時770円安となり、その後は3万3,000円回復。半導体関連が売られ、海運と復興関連が高い

前引けの日経平均は415円安の3万3,048円、TOPIXは2ポイント安の2,364ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は965、下落銘柄数は657。出来高は8億8,005万株、売買代金は2兆1,593億円。
能登半島地震を受けて、日経平均は一時770円安の3万2,693円まで下落した。
その後は下げ幅を縮め、3万3,000円を回復。
レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストなど昨年の相場を牽引した半導体関連が売られた。
アパレルのアダストリア(2685)は第3四半期累計決算を発表したが、9~11月期の増益率鈍化と、通期予想を据え置いたことがマイナス視され下落した。
一方、デンマークの海運会社のマークスが12月30日に紅海でフーシに襲撃されたため、1月2日に紅海での運航を再度停止すると発表した。船腹の供給減による海上運賃上昇期待で海運株が反発した。
地震に対する復興需要が注目され、北陸電気工事や福田組やクレーンの加藤製作所、地盤改良工事の不動テトラが大幅高となった。
焼き肉チェーンのあみやき亭は決算を発表したが、1,000円でステーキセットを楽しめる新業態の「感動の肉と米」が客数を伸ばしていることも好感された。

業種別下落率上位は電機、精密、その他製品、サービス、機械で、上昇率上位は海運、鉱業、石油、建設、鉄鋼。(W)

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