前引けの日経平均は866円高の3万9,341円、TOPIXは51ポイント高の2,716ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,214、下落銘柄数は382。出来高は6億6,456万株、売買代金は1兆2,271億円。
開票速報でトランプ候補がリードしているため、減税や規制緩和による米国株高期待で、日経平均は上げ幅を拡大した。
トランプ政権が誕生すれば規制緩和を進めることで、米国の銀行株が恩恵を受けるという見方から、三菱UFJなどの銀行株が買われた。
三菱重工が上期好決算で買われ、良品計画は10月の直営既存店+オンラインストアの売上高が前年同月比18.6%増だったことが好感された。
任天堂(7974)は減益決算だったが、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の後継機について、既存のスイッチ向けソフトも利用可能にすることを説明したため反発した。
反面、メルカリは第1四半期のコア営業利益が2桁減益だったため大幅安となった。
業種別上昇率上位は銀行、その他製品、機械、保険、不動産で、下落業種なし。(W)