前引けの日経平均は205円高の3万4,583円、TOPIXは20ポイント高の2,550ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,491、下落銘柄数は133。出来高は7億3,111万株、売買代金は1兆6,681億円。
トランプ大統領がEUとの関税協定に自信をみせたことが好感された。
中外製薬が急騰。肥満症治療薬の導出先の米イーライリリーが臨床第3相試験で主要な有効性目標を達成したと発表した。
上市成功後に中外製薬はイーライリリーから売上高に応じたロイヤルティを受け取ることが注目されている。
フジメディアはアクティビストからの株主提案について真摯に検討すると述べたため買われた。
テレビ朝日などの他の放送局も高い。
トランプ政権は、米国内の港に停泊する中国籍の船舶に入港料を課す提案をまとめたことで、川崎汽船などは中国籍船舶からの代替需要が期待された。
東京電力HD(9501)が上昇。新潟県議会の特別委員会は、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非を問う県民投票条例案を否決した。賛成か反対かの二者択一では多様な民意を把握できないということが理由だが、住民投票されば再稼働が否決される可能性があったため、それを避けたことで買われた。
業種別上昇率上位は医薬品、海運、鉱業、石油、小売で、下落はサービスと機械。(W)