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速報・市況2024年11月11日

☆[概況/前引け] 中間決算がアナリスト予想を下回り反落

前引けの日経平均は152円安の3万9,347円、TOPIXは9ポイント安の2,832ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は558、下落銘柄数は1,036。出来高は10億7,095万株、売買代金は2兆1,620億円。
日経平均は反落。
9月中間決算の発表が8日にピークを迎えたが、純利益は4年ぶりに減益となる見通し。
みずほ証券は会社予想と市場予想のギャップが大きいと述べ、自動車や電子部品を中心に中間決算は良くない印象とコメントしている。
川崎重工が売られ、三菱重工も伸び悩みもみ合いとなった。
日産が続落で、ユニチャームは、7~9月期のコア営業利益が前年同期比10%減だったことで大幅安。
artience(4634)が大幅安。筆頭株主であるTOPPANホールディングスの代表取締役会長の金子眞吾氏が、社外取締役を退任予定である旨が発表された。得意先・大株主企業出身の取締役がいなくなる見込みであることがマイナス視された模様。
一方、フジクラが反発し、古河電工は2日連続ストップ高。
ソニーグループは今期ゲーム事業営業益予想を上方修正したことが好感された。
アズビルは自社株買いを発表し、1月に付けた年初来高値を更新した。

業種別下落率上位は化学、石油、ノンバンク、証券、鉄鋼で、上昇率上位は非鉄、水産農林、倉庫運輸、その他製品、陸運。(W)

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