前引けの日経平均は182円高の3万5,887円、TOPIXは27ポイント高の2,655ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,088、下落銘柄数は482。出来高は8億5,792万株、売買代金は2兆1,281億円。
先週末の米株高の流れを受け、日経平均は一時3万6,000円に乗せたが、明日が祝日や決算発表シーズンの最中や、今週は米国でISM製造業景況指数や雇用統計も発表される
ため手控えムードとなり、上げ幅を縮めた。
トヨタが買われ、株式非公開化の検討の豊田自動織機はストップ高買い気配。
トヨタグループの愛知製鋼(5482)も高い。
米国政府が造船業を巡り日本に安全保障と経済の両面で協力を求めることが分かったと日経新聞が報じたため、三井E&Sが大幅高。
信越化学は自社株買いの発表が好感された。
きんでんは決算発表を受けて、野村証券が目標株価を引き上げた。
一方、アドバンテストは今期予想がアナリスト予想に対して下ブレたため売られた。
ディスコとレーザーテックが安い。
業種別上昇率上位は輸送用機器、海運、銀行、建設、化学で、下落は繊維、水産農林、ノンバンク、非鉄、証券。(W)