前引けの日経平均は83円高の3万9,498円、TOPIXは4ポイント高の2,779ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は912、下落銘柄数は669。出来高は8億2,757万株、売買代金は2兆1,541億円。
日経平均は上昇し、3万9,500円前後の水準。
アドバンテストは上げ幅を縮めたが、東京エレクトロンが買われ、ファーストリテイリングも高い。
キヤノンは旧型の半導体露光装置を延命するサービスに乗り出すと報じられたことが材料視された。
野村マイクロ(6254)はインドのタタ財閥がインドで初の半導体製造工場を構えるが、超純水製造装置の納入で基本合意したことで買われた。
石破首相とトランプ大統領の会談が2月7日の方向で最終調整と報じれた。トランプ大統領から防衛費増強が求められるという見方から、IHIや三菱重工などの防衛関連が高い。
ゲーム関連のコナミやカプコンが上昇。
ブリヂストンはCLSAによる投資判断引き上げが好感された。
埼玉県八潮市で1月28日に発生した道路の陥没は、下水管内で発生した硫酸で下水管の腐食が進んだことが考えられるため、国土交通省は全国の自治体に緊急点検を要請した。下水道管関連の栗本鉄工と日本ヒュームが買われ、地中可視化サービスの応用地質(9755)も上昇した。
一方、ソフトバンクグループは、米オープンAIへの150億ドル~250億ドル(約2兆3,000億円~3兆8,700億円)の投資について協議していると報じられ、敬遠された。
マキタは決算説明会での需要見通しコメントが弱気の印象だったため売られた。
業種別上昇率上位はゴム、石油、海運、非鉄、空運で、下落率上位は不動産、精密、繊維、建設、金属。(W)