前引けの日経平均は106円高の3万9,197円、TOPIXは11ポイント高の2,738ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,225、下落銘柄数は372。出来高は8億9,737万株、売買代金は1兆8,932億円。
先週末の米国でナスダックが最高値を更新したため、週明けの日経平均も反発して始まったが、寄り付きが高値となり、その後は一時3万9,000円割れの場面もあった。
だが、10時前から再び反発に転じたが、寄り付きの高値近辺で上値がつかえた。
楽天グループ(4755)は株主優待で、12月末に100株以上の株主に対して、「楽天モバイル」回線の音声+データ(1カ月あたり30ギガバイト)プランを1年間無料で提供すると発表したことで買われた。
暗号資産関連のセレスの上昇が継続。
NECが反発し、丸一鋼管とカナモトは自社株買いの発表で上昇した。
一方、アドバンテストと川崎重工が売られた。
大阪チタニウムは8月に付けた年初来安値を下回った。
関西電力はみずほ証券が割安感が縮小したと述べ、投資判断を「中立」に下げた。
業種別上昇率上位はサービス、空運、情報通信、ガラス土石、金属で、下落率上位は鉱業、石油、保険、不動産、電力ガス。(W)