TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 台湾TSMLやディスコの決算が警戒され続落
速報・市況2024年10月17日

☆[概況/前引け] 台湾TSMLやディスコの決算が警戒され続落

前引けの日経平均は235円安の3万8,944円、TOPIXは0.5ポイント安の2,690ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は697、下落銘柄数は884。出来高は7億9,888万株、売買代金は1兆7,785億円。
米国市場は反発しNYダウは最高値を更新した。東京市場も寄付きは反発で始まったが、買い一巡後はマイナス圏に沈んだ。米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は反発しているが、半導体製造装置の銘柄群が下落しており、昨日のASMLショックを引きずっている様子。本日の大引け前後に台湾TSMCの7~9月期決算発表を控えていることも様子見姿勢を強めている。東京市場でもディスコ(6148)の決算を控えており警戒感から売り優勢となった。半導体セクターの売りが続いており、東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテックが日経平均を押し下げている。

電力株が買われており、業種別上昇率でトップとなっている。中部電力(9502)と九州電力(9508)は大和証券がレーティングを「3(=中立)」→「2(=アウトパフォーム)」に引き上げたことが好感されている。

防衛関連の三菱重工が6日続伸。IHIも連日で上場来高値を更新している。

業種別下落率上位は精密、電気、化学、小売、非鉄で、上昇率上位は電力ガス、銀行、空運、証券、ゴム。

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