TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 日本に対する関税警戒から修復は6割程度
速報・市況2025年2月4日

☆[概況/前引け] 日本に対する関税警戒から修復は6割程度

前引けの日経平均は620円高の3万9,140円、TOPIXは37ポイント高の2,757ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,303、下落銘柄数は306。出来高は9億9,988万株、売買代金は2兆2,461億円。
アメリカがカナダとメキシコに対する関税を1カ月延期したため、買い戻しが入り反発した。
ただ、日本も関税を要求されるという不安があるため、前日の1,052円安に対して、600円程度の反発にとどまった。
ソフトバンクグループとオープンAIが日本で共同出資会社を設立するため、半導体関連のレーザーテックとディスコ、アバンテストや光ファイバーのフジクラや電力インフラ関連のIHIが買われた。
メキシコとカナダに対する関税延期でトヨタも反発。
京セラは2026年3月期から29年3月期までの自社株買いの計画が好感された。
山形銀行は株主優待制度の導入で、日本化薬(4272)は通期業績予想と配当予想の上方修正で急騰した。
一方、JVCケンウッドは10~12月期の増益率鈍化で急落し、三菱自動車は業績予想の下方修正で大幅安となった。

業種別上昇率上位は非鉄、電機、繊維、輸送用機器、サービスで、下落は空運、石油、電力ガス、陸運。(W)

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