前引けの日経平均は40円安の3万8,746円、TOPIXは7ポイント安の2,729ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は752、下落銘柄数は808。出来高は10億2,028万株、売買代金は2兆1,564億円。
日米首脳会談で対日関税について「あまり議論しなかった」とトランプ大統領が発言したことは安心されたが、貿易相手国と同様の関税を課す「相互関税」や鉄鋼とアルミに25%の追加関税を課すと発言したことは警戒された。
日本の11日の建国記念の祝日の間に、トランプ大統領が発表する可能性があるため、様子見ムードで小幅安となった。
三菱重工とソフトバンクグループが売られ、相互関税への警戒から三菱商事などの商社が下落した。
円谷フィールズは減益決算で急落した。
一方、川崎重工とIHIは買われた。川崎重工は野村証券が目標株価を引き上げた。
DeNAは好決算でストップ高。
JIAは好決算と大幅増配計画でストップ高買い気配。
太陽誘電は業績上方修正で急騰した。
ぐるなび(2440)は第3四半期累計決算で、営業利益が通期予想を上回ったため大幅高となった。
業種別下落率上位は卸売、繊維、鉄鋼、医薬品、銀行で、上昇率上位はノンバンク、紙パルプ、海運、鉱業、その他製品。(W)