前引けの日経平均は0.09円安の3万7,676円、TOPIXは9ポイント安の2,794ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は447、下落銘柄数は1,143。出来高は8億5,586万株、売買代金は1兆8,830億円。
トランプ政権は4月2日に相互関税を導入予定だが、「一斉射撃」ではなく、より的を絞ったものとなりそうだとブルームバーグは報じた。
ただ、対象外となるのは米国に関税を課さず、米国が貿易黒字を計上している国・地域だけという当局者の発言も伝えたため、日本は除外されないだろうという見方で、日経平均はもみ合いとなった。
JX金属は続伸となり、DeNA(2432)は「ポケポケ」拡張パック追加を発表したことで買われた。
伊藤ハム米久は経営統合10周年の記念配当を発表し大幅高。
三菱重工と三菱UFJが売られ、ゼンショーは「すき家」で味噌汁にネズミの死骸が入っていたことで売られた。
伊藤忠や三井物産が安い。
ヤクルト本社はモルガン・スタンレーが投資判断を「Underweight」に下げたことが響いた。
業種別上昇率上位は医薬品、繊維、情報通信、小売、その他製品で、下落率上位は銀行、鉄鋼、紙パルプ、電力ガス、卸売。(W)