前引けの日経平均は59円安の3万9,173円、TOPIXは9ポイント高の2,682ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,070、下落銘柄数は543。出来高は9億8,493万株、売買代金は2兆6,944億円。
日経平均は前場終盤に下落に転じた。
月末や四半期末は年金など資産配分を決めている投資家から、ウエイト適正化の売りが出易いとみられている。
アドバンテストが売られ、TDKも安い。
スズキはJPモルガンが投資判断を下げたことで下落した。
AZ-COM丸和が反落した。
一方、三井住友が買われ、日本製鉄は野村証券と大和証券がそれぞれ目標株価を引き上げた。JFEと神戸製鋼も高い。
三菱重工と川崎重工も上昇。
ACCESSが大幅続伸となり、帝国繊維(3302)は英国のニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが5%を保有していることが判明し、急騰した。
業種別下落率上位は海運、陸運、空運、小売、食品で、上昇率上位は鉄鋼、銀行、証券、機械、倉庫運輸。(W)