前引けの日経平均は62円高の3万8,709円、TOPIXは0.07ポイント安の2,712ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は460、下落銘柄数は1,134。出来高は7億4,661万株、売買代金は1兆6,838億円。
先週末の米国株上昇と円安を受けて、週明けの日経平均は3万9,000円乗せで始まったが、本日の米国市場が「レイバーデー」の祝日で休場となるため、様子見姿勢で伸び悩んだ。
アドバンテストが堅調で、防衛省の概算要求が過去最大の8.5兆円だったことを受けて、IHIも高い。
政府が柏崎刈羽原発の再稼働に向け、原子力関係閣僚会議のメンバーを拡大し9月上旬に会合を開く方針を示したため、東京電力(9501)が買われた。
その他、データセンター関連のさくらインターネットが大幅高。
東京センチュリーはSMBC日興証券による投資評価の引き上げが好感された。
反面、ディスコやソニーグループが売られ、アシックスが安い。
中外製薬はBofA証券による投資判断に引き下げで売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、銀行、証券、輸送用機器、電力ガスで、下落率上位は医薬品、陸運、不動産、食品、海運。(W)