前引けの日経平均は28円高の3万6,244円、TOPIXは8ポイント高の2,588ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,009、下落銘柄数は563。出来高は8億3,887万株、売買代金は1兆8,382億円。
日経平均は3万6,000円を割り込まなかったため、買い戻しも入り、一時321円高の3万6,537円となったが、米国で10日は大統領候補者テレビ討論会、11日には8月消費者物価指数の発表を控えているため、様子見姿勢から抜け出すことはできず、もみ合いに戻した。
レーザーテックは9日続落だが、東京エレクトロンは7日ぶりに反発。
三井住友が5日ぶりに反発した。
丸井(8252)は1月に付けた年初来高値を更新。
一方、第一三共は非小細胞肺がんの第3相臨床試験で、ドセタキセル投与群に対して統計学的に有意な改善は認められなかったと発表したため売られた。
アップルがiPhone16を発表したが、村田製作所と太陽誘電はいったん材料出尽くし感から値下がりとなった。
くら寿司は通期業績予想を据え置いたため下落した。
業種別上昇率上位は銀行、水産農林、陸運、石油、ノンバンクで、下落率上位は医薬品、ゴム、繊維、海運、精密。(W)