TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 米金利上昇で銀行が買われ、円安によるインバウンド需要期待で三越伊勢丹も物色
速報・市況2024年10月7日

☆[概況/前引け] 米金利上昇で銀行が買われ、円安によるインバウンド需要期待で三越伊勢丹も物色

前引けの日経平均は719円高の3万9,354円、TOPIXは44ポイント高の2,738ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,247、下落銘柄数は351。出来高は9億7,998万株、売買代金は2兆2,551億円。
先週末の米国で発表された9月の雇用統計が市場予想を大きく上回ったため、大幅な利下げは必要ないという見方から、米国金利は上昇した。
週明けの日本の長期金利も上昇し、株式市場では三菱UFJやりそななど銀行株が買われた。
ファーストリテイリングは10月10日に発表予定の決算を前に買いが入り、5万円に乗せた。
米国の利下げ観測の後退でドルが買われ、円相場は週明けの早朝に1ドル=149円台となった。
円安によりインバウンド需要が増えるという見方から、三越伊勢丹(3099)が物色された。
一方、ディスコは7~9月期の出荷が4~6月期に比べて低下したため売られた。

業種別上昇率上位は銀行、保険、証券、サービス、非鉄で、下落は紙パルプ、空運、海運。(W)

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