前引けの日経平均は86円高の3万8,787円、TOPIXは16ポイント高の2,732ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,305、下落銘柄数は291。出来高は7億6,631万株、売買代金は1兆6,352億円。
10年国債の入札を控え、ポジション調整で金利が上昇したため、銀行株や保険株が買われた。
メルカリ(4385)が反発。パナソニックハウジングソリューションズが、フリマアプリ「メルカリ」の商品をマンションの宅配ボックスから発送できるサービスを始めたと発表したことが追い風となった。
大阪チタニウムは航空機の機体に使われるスポンジチタンの増産計画で大幅高となった。
米国大統領選挙で住宅問題が争点になるという見方から住友林業が物色された。
トレンドマイクロはゴールドマン・サックスが「売り」→「中立」に引き上げ、4日続伸となり、2月に付けた年初来高値を更新した。
パーキンソン病専門の老人ホーム「PDハウス」のうち複数のホームで、不正に診療報酬を請求していたことが分かったと共同通信が報じたため、運営しているサンウェルズ(9229)はストップ安売り気配となった。
半導体関連は続落となり、アドバンテストも小反落となった。
防衛関連は利食い売りで反落。
業種別上昇率上位は銀行、保険、陸運、繊維、情報通信で、下落は精密、海運、機械、非鉄、ゴム。(W)