TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 金利上昇で500円安。テーマ株物色でジェイテックやテラスカイは急騰
速報・市況2025年1月6日

☆[概況/前引け] 金利上昇で500円安。テーマ株物色でジェイテックやテラスカイは急騰

前引けの日経平均は500円安の3万9,394円、TOPIXは26ポイント安の2,758ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は509、下落銘柄数は1,085。出来高は9億8,686万株、売買代金は2兆2,047億円。
日本で7日に実施される10年国債入札に対する警戒感から、長期金利が1.115%と13年半ぶりの高水準を付けたため、日経平均は一時534円安の3万9,359円となった。
IHIやトヨタ、ファーストリテイング、DeNAが売られた。
米国の公衆衛生局のマーシー長官が3日に、ビールやワインといったアルコール飲料について、がんとの関連性をラベルに明記するよう勧告したため、サッポロHDなどビール各社が安い。
アップルが中国の新年セールで、昨年9月に発売した最新のiPhone16も値引き販売したため、太陽誘電やTDKといった電子部品が下落した。
一方、自動車業界の再編期待でスズキが高い。
新年のテーマ株物色で、核融合関連としてジェイテックコーポレーションでストップ高で寄り付いた。寄り後は上げ幅を縮めた。
テラスカイ(3915)は量子コンピューターの応用研究を行っているQuemixを子会社として擁しているため、量子コンピューター関連として物色された。

業種別下落率上位は輸送用機器、その他製品、食品、小売、証券で、上昇は鉱業、石油、非鉄、海運、紙パルプ。(W)

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