TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 11時前から更に一段高
速報・市況2024年10月15日

☆[概況/前引け] 11時前から更に一段高

前引けの日経平均は626円高の4万232円、TOPIXは30ポイント高の2,737ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,296、下落銘柄数は300。出来高は8億4,819万株、売買代金は2兆1,331億円。 
米国でエヌビディアが6月に付けた最高値を4カ月ぶりに更新した。
これを受けて、ソフトバンクグループやレーザーテックなどの半導体関連に買いが入り、日経平均は寄り付きから4万円に乗せた。
中外製薬(4519)は、親会社のロシュから日本国内での開発販売権を得ている乳がん治療薬「イナボリシブ」が、米国FDA(食品医薬品局)から、ファイザーの「アイブランス」とアストラゼネカの「ファスロデックス」と組み合わせて、特定の乳がん患者の第一選択治療に承認されたこと買われた。
ジンズは好決算と増配でストップ高、広済堂も好決算で買われた。
ボーイングは従業員の10%に当たる約1万7,000人を削減し、開発中の大型旅客機の納入も遅れるため、製造に関係している川崎重工や東レは売られた。
三菱重工もボーイング関連だが、原発関連が支えとなり、小幅高に持ち直した。
イスラエルの首相がイランの石油施設や核施設を攻撃しないと米国に伝えたことで、原油安となり、石油関連株は下落した。

業種別上昇率上位は保険、銀行、電機、情報通信、サービスで、下落率上位は石油、鉱業、電力ガス、鉄鋼、繊維。(W)

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