前引けの日経平均は817円安の3万9093円、TOPIXは30ポイント安の2,693ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は561、下落銘柄数は1024。出来高は8億662万株、売買代金は1兆9356億円。
オランダの半導体製造装置メーカーASMLの第3四半期の受注がアナリスト予想を大きく下回り、米国で半導体関連株が売られフィラデルフィア半導体指数（SOX指数）が5％超の急落となった。これを受け、東京市場でも指数寄与度の高い半導体セクターに売りが集中し、東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテストが売られ、日経平均は5日ぶりに大幅反落となった。
日経平均は一時847円安の3万9,062円となったが、3万9000円は割り込まず、TOPIXは寄付きよりも高く前引け時点では陽線となった。

内需関連銘柄が堅調で、防衛関連の三菱重工が5日続伸。IHIは上場来高値を更新。建設も堅調で大成・大林が値上がり率上位となった。

業種別下落率上位は精密、電気、機械、化学、ガラス土石で、上昇率上位は不動産、保険、建設、電力ガス、銀行。