大引けの日経平均は4円高の2万9,126円、TOPIXは2ポイント安の2,083ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は740、下落銘柄数は1,022。出来高は13億148万株、売買代金は2兆9,627億円。
日経平均は2万9,000円を下回らなかったため押し目買いが入り、後場はもみ合い水準に戻した。
パナソニックと富士フイルムは決算が好感され、ユナイテッドアローズは自社株買いの発表で高い。
ENEOSによるJX金属の分離観測報道を受けて、JX金属子会社の東邦チタニウムが上昇。
セキュリティー製品の輸入販売しているセグエグループは、第1四半期の利益と受注高が過去最高でストップ高となった。
企業の新規事業開発をデジタル技術とビジネス設計で支援しているSun Asterisk(4053)は第1四半期が好決算でストップ高。
一方、花王は大幅減益で売られ、住友鉱山は今期の大幅減益減配計画で急落した。
協和キリンは糖尿病性腎臓病治療薬候補の「RTA402」の開発を中止で大幅安となった。
業種別上昇率上位は石油、鉱業、サービス、紙パルプ、銀行で、下落率上位は非鉄、海運、倉庫運輸、建設、ガラス土石。(W)