大引けの日経平均は4円安の2万6,396円、TOPIXは2ポイント安の1,869ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は776、下落銘柄数は982。出来高は11億6,494万株、売買代金は2兆8,020億円。
日経平均はもみ合い。1ドル=146円台の円安を受けて、訪日客が増えるという見方からANAやJR東海、オリエンタルランドや資生堂などのインバウンド関連が買われた。
東芝は再編で今後、買収価格などを協議することで上昇した。
マニー(7730)は手術用縫合針のアイレス針が中国とアジアで好調で前期の決算が最高益となり、今期の営業利益計画もアナリスト予想を上回ったため急騰した。
ドラッグストアのウエルシアとツルハは医薬品の共同配送を好感。
一方、半導体の需要冷え込みと米中対立の二重苦を受け、半導体検査装置のレーザーテックと半導体製造装置の東京エレクトロンは安い。
日産自動車はロシアから撤退に伴う特損が約1,000億円の見通しで売られた。
業種別上昇率上位は空運、小売、倉庫運輸、陸運、サービスで、下落率上位は電力ガス、鉱業、紙パルプ、非鉄、ガラス土石。(W)