大引けの日経平均は389円高の3万991円、TOPIXは30ポイント高の2,254ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,556、下落銘柄数は92。出来高は13億8,026万株、売買代金は3兆5,383億円。
米国でアマゾンとインテルの決算がアナリスト予想を上回ったため、米国株反発が期待され、日経平均は反発した。
富士通(6702)は新光電工の大幅減益の影響で通期予想を下方修正したが、主力のサービスソリューションは第1四半期の前年同期比10.2%増収に続き、第2四半期は同16.8%増収と伸び率が加速したため、株価は急騰した。
KOKUSAI ELECTRICは岩井コスモ証券が新規「A」で目標株価を2,730円と発表した。得意とするバッチ式ALD成膜装置は高難度加工と高生産性の両立が可能で、今後需要が高まると予想している。
東邦チタニウムは減益決算だったが、期初予想を上回り大幅反発となった。
その他、海運や銀行が高い。
一方、イビデンと武田薬品は業績下方修正で大幅安となった。
日立建機は通期業績予想を上方修正したが、円安要因によるもので、需要予測では中国とインドネシアを中心とするアジアと中南米、オセアニアを下げたため売られた。
業種別上昇率上位は海運、鉱業、非鉄、金属、証券で、下落は医薬品、電力ガス。(W)