大引けの日経平均は326円安の3万8,026円、TOPIXは15ポイント安の2,682ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は731、下落銘柄数は852。出来高は16億8,005万株、売買代金は3兆7,207億円。
米国のエヌビディアの11月~1月期の売上計画が、アナリスト予想の上限に届かず半導体関連に売りが先行して日経平均は一時3万8000円割れとなった。半導体関連が売られスクリーンが年初来安値。レーザーテックも年初来安値となった。
一方、データセンター向け需要が旺盛なことを受けて三桜工業が連日の大幅上昇。電線の古河電工・住友電工が買われた。
日経新聞が、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)が12月中旬に上場することが21日分かったと報じて、キオクシアの半導体工場向けのシステム開発と運用・保守を担っているティアンドエス(4055)がキオクシア関連銘柄として物色され急騰。
トランプ政権の仮想通貨担当ポスト新設を受けてマネックスGが年初来高値を更新。スタンダード市場のメタプラネットも大幅反発し、リミックスポイントは6日続伸となった。
昨日、米エリオット・インベストメントの5%超保有が判明した東京ガスも大幅続伸となった。
業種別下落率上位は鉱業、精密機器、小売、陸運、機械で、上昇率上位は非鉄金属、銀行、繊維の3業種のみ。