大引けの日経平均は23,029.90円の155.22円安、TOPIXは1,609.22ポイントの16.27ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は1,729。出来高は14億8,464万株、売買代金は2兆8,642億円。
トランプ大統領が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにしたため、時間外取引のNYダウ先物が売られ、日経平均も一時22,951円(233円安)となったが、23,000円割れの水準では下値抵抗を見せた。
ソニーや任天堂、キーエンスが売られ、東証システム障害で富士通も安い。
その他、三井金属や三菱マテリアルなどの非鉄株も需要回復が遅れるという懸念から下落。
武田薬品や中外製薬などの医薬品株とJR東日本とJR東海などの電鉄株も軟調だった。
一方、栄研化学(4549)は国内外での新型コロナ検査薬の採用拡大を予想したいちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げたことで高い。
スターマイカは第3四半期累計で営業減益だったが、手頃な価格帯のリノベーションマンションへの需要が底堅く、通期業績予想に対する進捗率が高かったため、増額修正が期待され、大幅高となった。
業種別下落率上位は医薬品、鉱業、電力ガス、非鉄、陸運で、上昇率上位は銀行、情報通信、不動産、ゴム、海運。