大引けの日経平均は196円安の2万7,430円、TOPIXは10ポイント安の1,915ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は432、下落銘柄数は1,369。出来高は11億1,504万株、売買代金は2兆7,522億円。
ナスダックの7日続落を受け、日経平均は反落した。
海運株が続落となり、ソフトバンクグループや東京エレクトロン、ソニーグループも安い。
メルカリはルクソール・キャピタルの保有比率低下が響いた。
その他、エムスリーや資生堂、塩野義も下落した。
くら寿司は通期営業赤字予想に下方修正したため大幅安となった。
PHCホールディングスはSMBC日興証券が投資評価を「1(=アウトパフォーム)」→「2(=中立)」に下げたことで反落した。BGM(血糖自己測定器)市場は毎年4~6%ほど縮小していると推察し、欧米市場での需要が予想よりも弱含んで推移していると解説。
一方、円相場が1ドル=144円台の円安となり、SUBARUや三菱自動車は買われ、エンプラスも高い。
東京海上(8766)は大和証券がレーティング「1」継続と評価した。北米を中心に基調は力強く、円安で海外事業の円換算利益の増加という円安効果も含めて来期以降の利益の底上げが期待される中、中期的な配当見通しの懸念は小さいと解説した。
業種別下落率上位は海運、鉱業、石油、水産農林、サービスで、上昇率上位は保険、不動産、小売、輸送用機器、その他製品。(W)