TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ハリス副大統領の増税志向が警戒され、もみ合いに
速報・市況2024年7月23日

☆[概況/大引け] ハリス副大統領の増税志向が警戒され、もみ合いに

大引けの日経平均は4円安の3万9,594円、TOPIXは5ポイント高の2,833ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,127、下落銘柄数は472。出来高は13億8,972万株、売買代金は3兆4,885億円。
米国株反発を受けて日経平均は朝方328円高となったが、買い一巡後は伸び悩み、後場はもみ合いとなった。
ハリス副大統領が、民主党の候補者指名に必要な数の代議員の支持を確保したと報じられた。
ハリス副大統領は4年前の大統領選挙で、副大統領候補として、金融取引税の導入とトランプ政権による法人税率の35%から21%への引き下げを撤廃することを主張していた。

日本郵船の業績上方修正で他の海運株も連れ高となった。
自民党の茂木幹事長が日銀に金融政策正常化を求めたため、利上げ圧力からメガバンクが高い。
瑞光は新株予約権の消却で急騰した。
武蔵精密(7220)は子会社によるAIサーバー向けキャパシタで大幅高となった。
一方、レーザーテックやキーエンス、ロームなどグロース株の一角が安い。
トランプ関連の住友林業と大和工業が下落した。

業種別上昇率上位は海運、銀行、ゴム、ガラス土石、ノンバンクで、下落率上位は精密、電力ガス、その他製品、電機、卸売。(W)

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