TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ポジション調整の売りで急落。商社が反落し、ボーイング関連が安いがレーザーテックは反発。
速報・市況2023年6月23日

☆[概況/大引け] ポジション調整の売りで急落。商社が反落し、ボーイング関連が安いがレーザーテックは反発。

大引けの日経平均は483円安の3万2,781円、TOPIXは31ポイント安の2,264ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は326、下落銘柄数は1,456。出来高は15億8,845万株、売買代金は4兆4,312億円。
ポジション調整の売りで急落し、日経平均は一時、689円安の3万2,575円となった。
株主総会で好材料出尽くしという見方や、四半期末の年金のリバランスと7月初旬のETF(上場投資信託)の分配金捻出の売りも警戒された。
三菱商事と三井物産、丸紅は12日ぶりに下落した。
ソシオネクストやトヨタ、ファーストリテイリングが安い。
米国の航空機部品メーカーのスピリット・エアロシステムズの労働組合がストライキを実施したため、ボーイングの737マックスの生産に支障を来す恐れがあることから、三菱重工(7011)や川崎重工や大阪チタニウムは売られた。
一方、レーザーテックは反発した。
東電は柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、事実上の運転禁止命令が続く理由であるテロ対策の不備解消に向けた仕組みを7月に作ることで上昇した。
アルツハイマー病の兆候を診断する試薬を発表したシスメックスは伸び悩んだが、エーザイは買われた。

業種別下落率上位は卸売、非鉄、輸送用機器、機械、その他製品で、上昇は電力ガス、食品。(W)

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