TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 一時18,858円(422円安)となったが、19,000円割れの水準では押し目買いが入った
速報・市況2020年4月22日

☆[概況/大引け] 一時18,858円(422円安)となったが、19,000円割れの水準では押し目買いが入った

大引けの日経平均は19,137.95円の142.83円安、TOPIXは1,406.90ポイントの8.99ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は496、値下がり銘柄数は1,629。出来高は12億4,729万株、売買代金は2兆829億円。
原油安が続き、米国ではエネルギー関連企業の信用不安を招きかねないという懸念が抱かれているため、日経平均は一時18,858円(422円安)となったが、19,000円割れの水準では押し目買いが入った。
ソフトバンクグループが売られ、ANAなどの空運株も下落し、出光興産などの石油株も安い。
昨日の米国では原油急落で損失を出したヘッジファンドが損失の穴埋めでアップルやマイクロソフトなどハイテク株を売ったという観測もあり、東京市場でも日立やパナソニックなど大型ハイテク株の下げが目立った。
一方、米テラダインの決算がアナリスト予想を上回ったことで、アドバンテストは買われた。
原油安による燃料費低下期待から明治海運(9115)と共栄タンカーはストップ高となった。
新型コロナウイルスにより、食料生産国が自国を優先し輸出を制限しているため、世界的な食料不足が懸念されていて、農業の生産性向上や食料確保の観点から農薬・肥料メーカーのOATアグリオが買われた。
業種別下落率上位は空運、石油、鉱業、鉄鋼、非鉄で、上昇率上位は紙パルプ、その他製品、医薬品、陸運、建設。

関連記事