TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 三菱重工が人気。自動車が買われ、空調工事も上昇。レーザーテックとダイキンは下落
速報・市況2023年11月24日

☆[概況/大引け] 三菱重工が人気。自動車が買われ、空調工事も上昇。レーザーテックとダイキンは下落

大引けの日経平均は173円高の3万3,625円、TOPIXは12ポイント高の2,390ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,057、下落銘柄数は541。出来高は12億2,195万株、売買代金は3兆2,516億円。
配当金の再投資への期待で日経平均は続伸となったが、週末の手控えで後場は上げ幅を縮めた。
三菱重工(7011)は22日に防衛事業説明会を開催し、来期以降の受注見通しが1兆円程度で、過去の平均の5,000億円程度と比べて倍増することが注目され人気を博した。
トヨタや日産が上昇し、川崎汽船が堅調を持続。生成AI関連として8月に急騰したエンプラスが再び買われた。
日本システム技術は株主優待制度導入および創立50周年記念優待実施を発表し大幅高。
空調工事の高砂熱学と九電工は東海東京調査センターが目標株価を引き上げた。今後も半導体関連等の産業設備の需要増や再開発関連工事の堅調等から設備工事の需給はひっ迫しており、売上総利益率の上昇基調が続くと想定している。
反面、レーザーテックとソシオネクストは売られた。
ダイキン工業は大和証券が格下げし下落した。欧州ヒートポンプ事業の落ち込みと中国市場の低迷継続懸念を挙げている。
中国で肺炎急増と報じられ、オリエンタルランドなどインバウンド関連は敬遠された。

業種別上昇率上位は輸送用機器、保険、ゴム、海運、建設で、下落率上位は紙パルプ、陸運、空運、その他製品、繊維。(W)

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