大引けの日経平均は112円高の2万6,659円、TOPIXは3ポイント高の1,866ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,019、下落銘柄数は760。出来高は13億2,098万株、売買代金は2兆8,190億円。
日経平均は3日続伸。上海市が都市封鎖を6月中に解除する方針で、コンテナ船運賃上昇期待から海運が買われ、エネルギー需要回復期待で石油株も上昇した。三井松島は2日連続ストップ高。そのほか、ツガミやヤクルトといった中国関連も物色された。
キトーはTOBが発表されストップ高。
広済堂は5期ぶりの復配見通しを好感した。
一方、外債含み損で銀行は売られ、電通グループはロシア事業の減損計上で下落した。
アサヒグループ(2502)は第1四半期が大幅減益となり、通期でも急激なコスト増に値上げが追い付かない可能性が警戒され、大幅安となった。
業種別上昇率上位は鉱業、海運、石油、その他製品、ゴムで、下落率上位は食品、銀行、小売、電力ガス、保険。(W)