大引けの日経平均は135円安の2万8,794円、TOPIXは1ポイント安の1,992ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は798、下落銘柄数は956。出来高は9億2,087万株、売買代金は2兆1,255億円。
先週末の米国株反落を受けて日経平均は3日続落となったが、中国の利下げ発表に伴い下げ幅を縮めた。
東京エレクトロンやメルカリ、リクルートが売られた。
日野自動車はエンジン不正による出荷停止が大型・中型トラックに続き、小型トラックにも拡大したことで下落した。
富士石油はシティインデックスイレブンスの共同保有比率低下で大幅安となった。一方、INPEXや日揮は高い。
その他、第一三共など医薬品が買われた。
さらに日本政府が開発中の長射程巡航ミサイルを1,000発規模保有検討で三菱重工が物色された。
加えて、各省庁による来年度予算の概算要求や秋の補正予算の接近で、公共投資関連が注目されるという期待から淺沼組(1852)や大成建設が買われた。
業種別下落率上位は電機、非鉄、証券、サービス、機械で、上昇率上位は鉱業、石油、医薬品、保険、電力ガス。(W)