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速報・市況2024年12月30日

☆[概況/大引け] 今年の活躍株に利食い売り。イビデンは社長コメントを好感

大引けの日経平均は386円安の3万9,894円、TOPIXは16ポイント安の2,784ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は640、下落銘柄数は954。出来高は16億2,287万株、売買代金は3兆6,011億円。
年末年始の休みが6日間と長いため、ポジション調整の売りが出て、日経平均は4万円を下回った。
今年活躍したアドバンテストやディスコ、フジクラや防衛関連、リクルートに利益確保の売り。
日産は統合比率5対1が協議の出発点との27日の報道で続落。
アダストリアは9~11月期の営業利益が前年同期比19%減益で大幅安となった。
一方、牧野フライスはニデックによるTOB(株式公開買付)価格にサヤ寄せし2日連続ストップ高。
上海輸出コンテナ運賃指数の上昇で海運株が高い。
イビデン(4062)が米エヌビディアに人工知能(AI)サーバー向けICパッケージ基板をほぼ独占供給しており、河島社長は2025年もAIブームが続き、現在同社が進める大規模な増産投資後も需要に供給が追いつかない可能性があるとの見方を示したとブルームバーグが再度、報じたことで関心を集めた。
ウェザーニューズは上期好決算で大幅高。
ウエルシアとツルハは経営統合手続きが2年程度前倒しで上昇した。

業種別下落率上位はサービス、非鉄、電機、精密、輸送用機器で、上昇率上位は海運、鉄鋼、鉱業、ゴム、水産農林。(W)

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