TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 今週の日銀決定会合で修正見送り観測報道を受け反発。東京製鉄がストップ高
速報・市況2023年7月24日

☆[概況/大引け] 今週の日銀決定会合で修正見送り観測報道を受け反発。東京製鉄がストップ高

大引けの日経平均は396円高の3万2,700円、TOPIXは18ポイント高の2,281ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,501、下落銘柄数は280。出来高は12億3,448万株、売買代金は2兆9,727億円。
ロイターやブルームバーグが21日に、27日から28日に開催される日銀金融政策決定会合は、イールドカーブコントロールの修正を見送る方針と報じたため、週明けの日経平均は反発した。
レーザーテックなどの半導体関連が買われ、東京製鉄(5423)が第1四半期の好決算と通期予想の上方修正でストップ高となり、他の鉄鋼株も上昇した。
東京製鉄は、建設業界の大型物件向けや工場建設向けに鋼材需要が堅調となっていて、原料となるスクラップ価格下落でマージンが拡大した。通期予想を上方修正したが、第1四半期の業績の上振れを反映しただけなので、今後の再増額修正が期待された。
そーせいは先週、事業買収を先週発表した効果が続き、大幅続伸。
一方、金融緩和継続観測でメガバンクが弱含んだ。
その他、海運株が安い。

業種別上昇率上位は鉄鋼、紙パルプ、輸送用機器、電力ガス、非鉄で、下落は銀行、保険、海運。(W)

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