大引けの日経平均は29,730.79円の34.16円高、TOPIXは1,967.43ポイントの13.09ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,839、値下がり銘柄数は310。出来高は10億8,380万株、売買代金は2兆5,516億円。
中国人民銀行が銀行に融資抑制を求めたことで、上海株と香港株が下落し、日経平均も前場は下落した。
日経平均は売り一巡後に戻したが、今晩の米国で3月16日~17日に開催されたFOMCの議事要旨が公表されるため、資産購入プログラムの縮小に関する意見が出ているかどうかが見守られ、小動きとなった。
東芝(6502)は英ファンドが買収提案でストップ高となった。
EUV向け検査装置のレーザーテックが上場来高値を更新した。
NECは5G基地局を有望視したみずほ証券が投資判断を「買い」に引き上げたことで上場来高値を更新した。
日本郵船は業績上方修正で買われ、鉄鋼株も高い。
チェンジはエムスリーと連携し、自治体向けに新型コロナワクチン接種体制構築支援を行うことで注目された。
一方、武田薬品はコロナ治療薬開発断念で下落した。
JR東日本などの電鉄株が安く、こども庁関連のグローバルキッズやポピンズHDは値下がりとなった。
業種別上昇率上位は鉄鋼、海運、金属、非鉄、鉱業で、下落は医薬品、陸運、証券、保険。