TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。イスラエルの地上侵攻で防衛関連が買われた。商社が高い。防災関連は反落
速報・市況2024年10月1日

☆[概況/大引け] 反発。イスラエルの地上侵攻で防衛関連が買われた。商社が高い。防災関連は反落

大引けの日経平均は732円高の3万8,651円、TOPIXは44ポイント高の2,690ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,274、下落銘柄数は331。出来高は19億6,258万株、売買代金は4兆1,843億円。
パウエルFRB議長が講演しで「FRBは急激な利下げを急いでおらず、データに基づいて判断する」と発言したため、ドルが買われ、円安となったため日経平均は反発した。
イスラエルがレバノンへ地上侵攻を開始したため、三菱重工や川崎重工、IHIなどの防衛関連が物色された。
三井E&S(7003)は、舶用エンジンのNOx放出量確認試験で試験結果の改ざんが確認されず、国土交通省に不正行為はなかったと報告したため急騰した。
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが円建て社債発行準備と報じられ、日本の商社株を買い増すことも期待された。商社株はバークシャーが保有上限と述べていた9.9%に近いため、他の銘柄に振り向けるという期待も抱かれた。
反面、昨日賑わったモリタや能美防災、帝国繊維などの防災関連は反落した。

業種別上昇率上位は機械、証券、卸売、電機、ゴムで、下落は空運と陸運。(W)

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