大引けの日経平均は193円高の3万5,025円、TOPIXは21ポイント高の2,483ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,226、下落銘柄数は392。出来高は25億4,744万株、売買代金は6兆3,348億円。
日経平均は反発したが、3連休を控え後場は下落した場面もあった。
フジクラ(5803)はデータセンター向けに光部品が拡大し、上期の業績予想を上方修正したが、下期は据え置いたままなので、再増額修正の期待が抱かれ、ストップ高となった。
リクルートは第1四半期が減益予想に反して増益だったことで買われた。
東京エレクトロンは業績上方修正が好感されたが、中国の装置国産化計画が警戒され伸び悩んだ。
TOWAは第1四半期の受注が計画の下限で大幅安となった。
その他、南海トラフ地震の影響で原発を抱える電力やインバウンド関連の空運、電鉄が売られたが、建設は復興需要への期待で買われた。
業種別上昇率上位は非鉄、ノンバンク、サービス、銀行、卸売で、下落率上位は電力ガス、空運、ゴム、陸運、金属。(W)