TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。レーザーテックと任天堂、海運が買われ、コロナ担当相が水際対策に柔軟姿勢で空運も上昇。ワイエイシイはマグネシウム電池で急騰
速報・市況2022年2月4日

☆[概況/大引け] 反発。レーザーテックと任天堂、海運が買われ、コロナ担当相が水際対策に柔軟姿勢で空運も上昇。ワイエイシイはマグネシウム電池で急騰

大引けの日経平均は198円高の2万7,439円、TOPIXは10ポイント高の1,930ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,482、値下がり銘柄数は619。出来高は13億5,765万株、売買代金は3兆3,078億円。
アマゾンが好決算で時間外取引で買われたため、今晩のNASDAQ反発期待でレーザーテックが上昇。
任天堂は「Switchソフトウェア」の販売本数見通しを上方修正し、営業利益見通しを上方修正したため、業績ピークアウト論が後退し買われた。
日本郵船は3日に大幅増配を発表したが、2021年度の業績が確定した段階で自社株買いが検討されるのではないという期待が寄せられた。
川崎汽船は5月に公表予定の次期中期経営計画に株主還元が盛り込まれることが期待された反発した。
山際コロナ担当相が水際対策に柔軟姿勢を見せたため、日本航空とANAが買われた。
ワイエイシイ(6298)はマグネシウム電池量産体制の整備に着手し急騰した。希少金属であるリチウムに対して、マグネシウムは海水に無尽蔵ともいえる量で存在していることが優位点となる。
日本ケミコンは業績上方修正で大幅高。
一方、塩野義製薬は反落し、花王は減益決算で大幅安となった。
UACJは棚卸資産影響前経常利益を下方修正し大幅安。
KADOKAWAは10~12月期が46%営業減益で売られた。
業種別上昇率上位は海運、空運、倉庫運輸、その他製品、陸運で、下落率上位は紙パルプ、ガラス土石、輸送用機器、繊維、不動産。(W)

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