大引けの日経平均は284円高の3万2,970円、TOPIXは10ポイント高の2,332ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は961、下落銘柄数は666。出来高は20億4,405万株、売買代金は4兆9,574億円。
日経平均は反発。
米半導体株指数が2年ぶりに最高値を更新したためアドバンテストなどが買われた。
信越化学はモルガン・スタンレーが目標株価を引き上げた。
マネジメントソリューションズ(7033)は好決算でストップ高となり、転職サイト「ビズリーチ」運営のビジョナルも好決算で大幅高となった。
中国で上海市と北京市が住宅ローン頭金比率の引き下げなど住宅購入促進策を発表した。中国で不動産開発を行っている宮越HDが大幅高となり、海運や伊藤忠や鉄鋼など中国関連も高い。
一方、銀行株と保険株は売られた。
Vチューバー関連のANYCOLORは上期決算がアナリスト予想に届かず大幅安となった。
コスモス薬品はJPモルガンが「Underweight」に下げたため売られた。販管費の上振れや粗利率の低下により、利益の伸び悩み傾向が続くと予想した。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、鉱業、非鉄、機械で、下落率上位は水産農林、保険、銀行、電力ガス、食品。(W)